姿勢による腸の位置ずれ解消。落下腸マッサージ

先日、書店に行った時のことですが「しつこい便秘は腸がずれている」という言葉が目に入り、ある雑誌を食い入るように見ていました。

この雑誌によると、腸がずれることにより便秘だけでなく、体にさまざまな不調を起こしてしまうとか…これを解消するために、テレビでも話題になった落下腸マッサージが効果的なんだそうです。まずは腸の位置ずれと落下腸マッサージについてお伝えした後、私の実践記をご報告したいと思います。

姿勢によって腸がずれる落下腸

まず、どのような姿勢でどのように腸がずれるのかを調べてみました。

猫背が主な原因

猫背になり背中が曲がることにより、下腹部の内臓が圧迫されます。そのため腸がとても窮屈な状態になるのですね。この腸を含めた内臓には、それぞれ最大のパフォーマンスを発揮できる「決められた位置」があるのだそうです。

ところが、猫背によって少しずつ下にずれ、決められた位置からずれてしまうと、本来持っているパフォーマンスを発揮できません。

猫背で腸がずれるとどうなるか

決められた位置にないためパフォーマンスが低下した内臓では、体内に入ってきた食べ物を消化して排泄する力が低下します。そのため、腸内環境が悪くなりさらに便秘を引き起こします。そして、体外に便を排出できないため、腸内にウンチが溜まり水分もなくなりカチカチに…という悪循環に陥ります。

猫背による弊害はこんなにある!

内臓が圧迫されることにより、腸内に排泄物が溜まり毒素が出されるため、ニキビができたり肌荒れの原因になるほか、首にも影響があり、痛みが出たり内臓疾患にも繋がるようです。女性であれば子宮まで圧迫してしまい、生理不順なども引き起こします。さらに自律神経も圧迫され、排泄に重要な「便意」にも影響が出ます。

これは意識して改善する必要がありますね。

落下腸はこんな状態

落下腸は名前の通り、決められた位置よりも下に落ちてしまった状態の事です。腸管は正面から見て左側の「上行結腸」、右側の「下行結腸」の二箇所が後腹膜に埋まって固定されています。その状態が本来の「決められた位置」なのです。

腹筋が弱くなったり、猫背が原因でうまく固定されずぶら下がった状態が落下腸です。骨盤付近まで下がり、複雑に腸が折れているので排便がスムーズにいきません。

自分が落下腸かどうかを知る

落下腸は生まれつきの場合があるので一概には判断できませんが、テレビで放映されていた問診です。以下の5つの質問で落下腸かどうかがわかりますので、チェックしてみましょう。

  1. 子供の頃から便秘である
  2. 腹痛を伴った便秘である
  3. 便秘のあとは下痢になる
  4. 運動量を減らすと便秘になった
  5. 立ち上がるとポッコリと下腹が出る

いかがでしょうか?2つ以上該当すると落下腸のようですが、ねじれ腸もこのようなチェック項目なので、この設問でどちらかは判断できません。ハッキリさせたいなら、お医者様に診てもらいましょう。

落下腸マッサージを行うと、どのように改善するか

腸を決められた位置に戻し、腸の一部に溜まってしまった便を移動させることができれば、スムーズな排便が期待できます。また、他の臓器も便秘による圧迫から解放されますので、臓器全体に良い影響を与えます。このように結果を出すためには、毎日コツコツと続けることが大切ですよね。

 

ずれた腸を解消する、落下腸マッサージを実践してみた。

マッサージの実践に当たり、ちょっと気をつけたいポイントがあったのでまずその注意点からご紹介していきます。

マッサージの注意点

【行ってはダメな人】

調べてわかったことですが、痙攣性便秘のように、腸の動きが過剰になっている人はマッサージが逆効果になります。この時にマッサージをすると余計に便秘が悪化しますので、控えるようにしましょう。

【ポイントは、マッサージ+正しい姿勢で過ごす習慣】

マッサージをして、ある程度落下腸が改善できたら、猫背を意識し正しい姿勢で過ごすことを心がけると、自然にお腹が引っ込むようです。そのため内臓が上に引き上げられ、腹筋に力が入り内臓を支えてくれるということですね。

落下腸マッサージ実践!

それでは、姿勢によってずれてしまった腸を解消するため、2つの落下腸マッサージのご紹介と、それを私が実践してみた結果をお伝えしたいと思います。

マッサージのタイミング

マッサージは朝起きて朝食を食べる前と、寝る前の1日2回行うと良いそうなので、私もそのように実践しました。マッサージの強さは、指で押さえてお腹が自然にヘコむ程度の力で良いそうです。

①腸の押し上げマッサージ

  1. 仰向けになり膝を立てます
  2. お尻を上げ、膝と肩の一直線がキープできるようにお尻の下にクッションなどを敷きます。10センチほど腰を浮かせた状態です。これにより腹筋がゆるみ、刺激が届きやすくなります。
  3. 指の腹で恥骨あたりを押さえ、おへその下までスライドさせます。下から上にというマッサージで、落下している腸を押し上げるようにマッサージしましょう。約1分間程度のマッサージでOKです。

このマッサージは、腸の温度が高くなるような感じがしました。自分の腸を押し上げるというと不思議な感覚ですが、腰を上げているおかげでスムーズにできた気がします。温かく感じたのは、腸が運動しているという感じではなく、マッサージによってだと思います。

S時結腸を刺激するマッサージ

  1. 腸の押し上げマッサージと同じ姿勢で行いますが、最後のやり方が少し違うだけです。
  2. おへその下から恥骨周辺を指で突くように押していきます。お腹を揺らすようなイメージで行うと効果があるそうです。

トントン突くようなマッサージですが、ブルブルとお腹を揺さぶるように実践しました。これは腸が動いているような感じがあり、とても気持ちが良かったです。しかし、どちらのマッサージも特に効果が感じられませんでした。お腹が温かくなるような感覚はあるのですが、なぜでしょうか…。

 

このように決められた位置に腸を持っていくことにより、便が出やすい環境を作ってあげることが大切だということですが、私は猫背を意識していなかったため、お通じなどの改善には至らず3日で断念しました…。

 

今回の実践の結果、姿勢がとても大切だということを再認識できました。
実は腸を持ち上げるという視点で見ると、落下腸は逆立ちでも改善できるそうなんです!でも、私は逆立ちができませんし、一日に何回もしたくありませんから、このマッサージを活用します(笑)朝と夜だけで良いのですから、しっかりと姿勢を正せば、ストレスなくこなすことが出来そうですよね。

軽度の便秘なら速攻解消できる方法

最近便の回数が減ってきた、便が硬くなってきた…そんな症状が現れたら、便秘のサインです!ですが、比較的日が浅く数日程度で解消でいるようであれば、“軽度な便秘”ですので、すぐにでも解消が見込めます♪

そこで私がお役立ちとおススメできる、便秘解消の食材やドリンク、またマッサージ法などをまとめました!

軽度の便秘とは?

まず、軽度の便秘とはどのような状態をいうのか。ざっくりまとめますと…

  • 毎日の排便がなくなってしまったor回数が減った
  • 排便後もすっきりしない状態が続く
  • 便が硬くて排泄時に不快感を感じてしまう
  • お腹が張りやすくなった

この4点で見極めてみてください。毎日排便がある、というのが大前提ですね!実は、健康な人の場合1日1〜3回は排便があると言われています…!これは、前日の食事の回数とイコールのようです。なんて当たり前のように言われていますが、便秘に悩む私たちにとっては、1日に3回も便が出る人が羨ましいですよね…!

ただし、もともと排便の回数が数日おき、という人の場合は、その便秘が慢性化している可能性が高いので注意が必要です!

メモ:軽度な便秘は、お腹の張りだけという場合もあるので本人が気づきにくい場合もあるらしい!

 

軽度な便秘を治すためのポイントとは?

引越しや就職、旅行などの急な生活環境の変化や、ダイエットによる食事制限、精神的なストレスを感じた時などに起きてしまう一時的な便秘を「一過性便秘」と言います。軽度な便秘の場合、だいたいはこの一過性便秘だと思って間違いないでしょう。

ですが、深刻に悩む必要はありません!

一過性便秘を解消させるためには、その原因を取り除けば良いのです。例えば、ストレスを発散するなどですね。私も、就職活動の最中は便秘がひどくなり悩まされたことがありました。ところが、就活が終わった途端、徐々に便秘も解消していったんです。

そういうことって、意外にあるんですね!軽度な便秘を治すために必要なポイントは3つ。

便秘薬に頼らない

便秘薬で強制的に大腸を働かせてしまうと、大腸が自力で働かなくなってしまいます。すると便秘が慢性化してしまう危険があるため、軽度な便秘程度で便秘薬に手を出すのは控えたほうがよいですね。

生活習慣や食生活を正す

軽度な便秘の場合、生活習慣や食生活を正すだけで自然と解消される場合がほとんどだと言われています。例えば、脂っこい食事が多い人は血液中のコレステロールや中性脂肪が増えてしまい、血液がドロドロになりがちです。ドロドロの血液は代謝を下げてしまい、ついには便秘をひき起こす原因にも。

なので、脂っこい食事は極力控え、野菜や魚などの和食を中心とした食生活に切り替えてみたりすることがポイントのようです。

マッサージや食材で腸内環境を正常化する

とはいえ、生活習慣や食生活を正しても1日2日で便秘が解消するわけではありません。そこで、便秘を早期に解消させるための対応策が必要となるでしょう!

例えば、マッサージで大腸に刺激を与えてあげる、また食物繊維や乳酸菌を取り入れて腸内環境を正常化する、などですね。こうしたちょっとした対応策で、便秘を即時に解消することができるんです。

それでは次に、便秘を速攻で解消させるためのマッサージ方法や食材などについてさらに堀下げてご紹介していきますね。

 

軽度の便秘を速攻で解消する方法

ここでいよいよ本題です!

軽度な便秘を速攻で解消する方法についてご紹介します。前項でお伝えした、“便秘薬に頼らない”“生活習慣や食生活を正す”ことを前提として行ってくださいね。

「の」の字マッサージ

「の」の字マッサージは、読んで字のごとくお腹を「の」の字を描くようにマッサージする方法です。これは実際に医療や介護の現場でも行われているマッサージ法で、大腸に刺激を与えながらぜん動運動を促進する効果があります。

「の」の字マッサージを行う際は、できれば仰向けに。親指以外の4本の指で、お腹を軽く押さえながら時計回りで「の」の字にマッサージをしましょう。このとき、おへその周りをマッサージすると効果的ですよ。だいたい30周くらいを目安にしてください。

 

私の場合は、排便が苦しいときに便座に座りながら「の」の字マッサージをすると、すぐに排便できるんです!きばってもなかなか便が来ない、そんなときでも効果があるかもしれませんよ。

メモ:腸管は肛門に向かって「の」の字に繋がっている!だから「の」の字マッサージは便秘に効果的なんですね。

朝ヨーグルトを始める

1日の中で最も腸の活動か活発になるのは朝。つまり、朝は排便の絶好のチャンスなんです!朝に排便することで、身も軽くなりますし朝からシャキッと過ごせますよね。そこで、朝に排便を促すために効果的なのがヨーグルトなんです。

ヨーグルトが便秘に良いというのはよく知られていますよね。ある食品メーカーが公表した調査結果によると、3グループに分け、それぞれに朝昼晩の食後30分以内にヨーグルトを食べてもらったところ、排便の回数が劇的に増えたのは朝ヨーグルトグループだったそうです。

もちろん、効果が現れる時間や日数は人それぞれですが、調査結果によると朝ヨーグルトを初めて1〜2週間で排便回数に変化があった方が多かったそうです。

 

ヨーグルトは、無糖のものを用意。スライスバナナや、すりおろしたリンゴをちょい足しして甘みをプラスしてみてください。このヨーグルトを朝ごはんの中心にして食べてみてくださいね。

実際に私のヨーグルト実践をいくつか行って、朝にヨーグルトを食べたときはお腹の動きを感じることができました。私の場合は便秘歴が長いので即効性にはつながりませんでしたが、軽度の便秘の方には効果大!とおススメできます。

メモ:ヨーグルトは体温に合わせるように加熱すると、善玉菌が元気に活動してくれるらしい!

5分間つま先立ちをする

つま先立ちだけで便秘がすぐに解消する!?にわかに信じがたい話ですが、これも話題になっている便秘解消法なんです。方法はいたってシンプルで、5分間つま先立ちをするだけ。事故を防ぐために、靴をぬいで自宅で行うようにしましょうね!

この5分間のつま先立ちで、なぜ軽度な便秘が速攻で解消されるのでしょうか?それは、血行が改善され、代謝がアップするからなんです!

血行と代謝、この二つのワードに共通するのが便秘なんです。

血行が悪いと基礎代謝が低下してしまい、腸の動きが鈍くなってしまいます。結果便秘を招いてしまうのですね。つま先立ちは、血行を促進して代謝アップに効果があるので便秘解消に導いてくれるんですね。

 

そしてもう一つ、つま先立ちによって腹筋が強化されるのもポイントです。

便を排泄するためには、腹筋が必要不可欠。つま先立ちをすると、腹筋はもちろん、足やお尻まわりの筋肉を使うことになるため、排便に必要な筋肉が鍛えられるんです!このつま先立ちを試した人は、割と早い段階で便秘が解消されたパターンが多いようですよ。

実際につま先立ちを5分間続けようとすると、結構しんどいんです…!でも、続けていくうちにバランス感覚も養えますし、姿勢も良くなるのでスタイルも良くなるかも!?

メモ:多くの女性が便秘に悩む理由には、筋肉量の少なさが挙げられる!腹筋がないと、きばってもなかなか排便できない…そんなこと、よくありますよね?

 

いかがでしたか?

軽度な便秘なら、病院に通わなくても市販の便秘薬に頼らなくても、自然に治癒することが十分に可能です!ちょっとでもお腹が張ってきたり、便の回数が減ってきたな?と思う人はぜひ、ぜひ、参考にしてくださいね。