便秘に「良い」とされている漢方の作用を詳しく

風邪の引き始めは葛根湯!と言われるように、漢方を普段服用している人も多いと思います。私も喉が痛くなった時には利用しており、翌日には痛みが引いているので本当によく効いています。ふと思ったのが、便秘に効く漢方もあるのでは!? そう思い、調べてみると、たくさん出てきましたね。なぜ今まで気が付かなかったのか…

まず漢方について詳しく調べてみました。そして便秘に効く漢方とは…私なりにお伝え出来たらと思います。

そもそも漢方とは何なのか

漢方は中国から伝わり、日本独自の進化をとげた医学なんだそうです。

漢方薬の基礎知識

患者さんの体力など、個々に合わせた治療の仕方が特徴で、草根木皮を基本とした自然素材のお薬がほとんど。また、動物由来のものや天然の鉱物も組み合わせて生成されているそうです。

漢方薬の飲み方

飲むタイミングとしては、食前・食間が基本だそうです。ちなみに食間とは、食後2時間のことらしいので、食事が終わって二時間以内ということですね。私は間違えるところでした…

飲み方としては「水」か「白湯」で飲むべきだそうで、お茶やジュースなどは成分に反応してしまうことがあるらしいですから、気を付けなければなりませんね。

漢方薬の効果

漢方薬は想像以上にオールマイティーです。熱を下げる、のどの痛みを緩和するだけでなく次のような効果も期待できます。

  • イライラや不安感
  • 冷え性や肩こり
  • 月経不順や月経痛
  • 不妊症などなど…

これらは女性にとっては嬉しい効果ですよね。漢方薬はじわじわと効果が出てきますから、最低でも2週間は様子を見る必要があるみたいです。

漢方薬の処方には体力などの基準がある

実は漢方には「体力がどれだけあるか」という視点で、さまざまな薬の種類があるそうです。これは「証(しょう)」と呼ばれているようです。

  1. 体力が充実している
  2. 比較的体力がある
  3. 体力中等度
  4. やや虚弱
  5. 体力虚弱

という5つのカテゴリーに分けているようです。「体力と言っても個人差があるでしょう!」と思いますよね?ですから、「体力が充実している」は、「体格がよく胃腸が強く体温も高い」とか、「虚弱」の考え方としては、「胃腸が弱くて、体の手足などが冷えやすい」というおおまかな考えでもOKだそうです。

また漢方では、体を循環している「気・血・水」の要素が大きくかかわり、1つでもバランスが崩れると不調になると考えられています。漢方薬はこの「証」と「気・血・水」の考えのもと処方が決定されます。

漢方薬にも副作用がある

私は漢方には副作用がない!……と思っていたのですが、どうも違うみたいですね。

合わないものを飲めば、食欲がなくなる・不眠・むくみ、こんな症状が出るようなんです。しかし、普段病院などで処方されているお薬に比べれば、症状も軽い場合が多いみていですね。

 

便秘に効く漢方薬の種類

便秘に効く漢方薬はどんな種類があるのか、そしてその作用を詳しく調べてみました。

大黄甘草湯(だいおうかんぞうとう)

漢方を利用する人はご存じかもしれませんね。主成分の「大黄」は、市販されているどの漢方便秘薬にも入っている生薬だそうです。便秘といえば「大黄甘草湯」というくらい有名なお薬で、どちらかというと体力がある人向けのお薬です。

大きな特徴としては、便秘特有の腹痛を和らげてくれることです。また、腸の運動を活発にしてくれる作用があるので、便秘改善には一番効果が期待できます。大黄は下剤成分、甘草には緩和作用があるようで、「証」もさほど考慮しなくても良いそうなので、便秘で悩んでいる人にはまずこちら!という漢方薬ですね。う〜ん、まずこれから試してみるべきか…。

桂枝加芍薬大黄湯(けいしかしゃくやくだいおうとう)

こちらにも名前の通り「大黄」が入っていますね。他には桂皮・芍薬・生姜・大棗・甘草の生薬が入っています。これらが一緒に作用するようで、桂皮は発汗をうながし、芍薬は痛みを和らげ、大黄が便意をもたらしてくれます。

特にお腹が張っているけどウンチが出ない人など、典型的な便秘に効果があるようです。体力があまりない人に向いている漢方薬なので、体力に自身がない人はこちらをチョイスするべきだと思います。私は体力に自信があるけど、ダメなのかしら(笑)

桃核承気湯(とうかくじょうきとう)

こちらは、ある程度体力がある・肥満体質な人向けの漢方なのですが、桃仁(桃の種子)が入っており血流を良くし便秘を改善してくれます。他には大黄・芒硝・桂皮・甘草が入っています。

頭痛がするタイプの人、のぼせてしまいやすい人は、こちらの漢方が効果的なんだそうです。同じ効果が期待できる漢方は、大承気湯(だいじょうきとう)なども有名です。

また、女性特有の症状で、月経困難症や月経不順などの症状や、高血圧の肩こり・めまい・頭痛・イライラにも効果があるようです。肥満向けという言い方はちょっとムッとしますが、女性特有の症状にも効くなら嬉しい効果ですよね。この漢方薬もなかなかいいですね。

大柴胡湯(だいさいことう)

こちらの漢方は、ストレスを受けやすい人へオススメの漢方です。生薬の柴胡(さいこ)が精神面に大きく作用し、気の回りを良くしてくれます。

柴胡・黄ごん・半夏・枳実・大黄・芍薬・生姜・大棗の8種類が入っており、それらが作用し便秘はもちろん、肝臓・胃腸の病気や肩こり・めまいなど、幅広く効果が現れるようです。体力のある体格が良い人の便秘に特に効くようです。

ストレス性の便秘が考えられる人は、こちらの大柴胡湯を試してみると良いかもしれませんね。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)

この漢方は太鼓腹のような、ガッチリした体格の人に向いているようで、肥満症・むくみ・のぼせ・肩こりにも用いられるそうです。なんと18種類もの生薬が入っておりこれらの生薬が代謝を高め、便秘を改善してくれます。

他の作用としては、体の熱を冷ます効果・尿を排出させる効果がなどがあるようで、ダイエットにも向いている漢方らしいですよ。市販されている「コッコアポA」や「ナイシトール」も実は防風通聖散なんだそうです。

 

一口に便秘に効く漢方と言っても、さまざまな種類があるんですね。もっと早く調べておくべきでした。体格などでも処方が変わるとは知らなかったので、今回はかなり勉強になりました。

防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)、おなかポッコリ、いつも元気な私に向いている感じです。でも、こんなに種類があると迷いますよね〜。全ての効果を兼ね備えたスーパー漢方薬はないのでしょうか(笑)

 

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