体の内部から解説する便秘の原因

いろんなことで便秘を引き起こすんだ…
と改めて気がついてから、便秘改善の対策をするなら、まず「原因」についてしっかりと把握する必要があると思い、本当にいろいろなことを調べまくりました。これからそれを皆さんにも共有していきたいと思っています。

前回「外部から解説する便秘の原因」で、便秘を引き起こす体の外側の原因についてお話ししたので、引き続いて今回は「体の内部」から探ってみた原因についてお話していきたいと思います。

体の内部に原因がある

内部と言っても、すべては「腸」に関係するものばかりです。
それでは、一つずつ見ていきましょう。

腸の筋肉の低下が原因

腸は筋肉を動かすことにより活動を行っています。その筋力が落ちてしまうと、便を排出することが出来なくなっていきます。だから高齢になると便秘になりやすくなるんですね。

加齢だけじゃない、腸の筋肉量が落ちる理由についてはこちらの記事を参考になさってください。

また、この腸を支える筋力の低下も原因の1つです。内臓を支える筋肉が弱まっている状態とは、

  • 胃や腸などの内臓が垂れている人
  • 病気などで体力が低下している人
  • 高齢者
  • 筋肉の薄い細すぎる人

などがなりやすい便秘なんです。

メモ1:この状態が弛緩性便秘をおこす原因の一つ
メモ2:筋肉のトレーニングを行い腸が活発に活動出来るようにすることが大切

トレーニング以外の腸を鍛える方法についてはこちらの記事を参考になさってください。

腸そのものに原因がある

この場合、大きな病気を患っている可能性があります。

排便のサインに気付かない

便意を感じないために便秘になる状態ですね。

薬での排便が習慣化している

便秘薬を飲み続けているとこのような症状に陥りやすくなります。薬でしか便を出す習慣がないので、直腸へ便が下りてきても「シグナル」に気付けないのです。

シグナルに気付く方法についてはこちらの記事を参考になさってください。

メモ:便座に座ったり、野菜を中心とした食事にすることで改善できる。

便意のガマン

トイレに行きたいときに行けない、外出先での排便が苦手、、、こんな理由で何度も便意を我慢するうちにも『シグナル』は出なくなります。この便意の我慢は、神経が麻痺し便意を感じなくなり、脳も指示を出さなくなるという最悪の状態です。

脳の指示と便秘の深い関係、詳しくはこちらの記事を参考になさってください。

メモ:便意を感じないのは直腸性便秘。

脳と腸の連係プレーが速やかに行われるように、便意を感じたらまず便座に座ることが大切。

ストレスが起こす自律神経の乱れが原因

ストレスを受けつづけると、自律神経が乱れてしまいます。
これが厄介なんですね。特徴としてはお腹が痛くなり、腸の働きが弱くなることで便秘になってしまうのですが、注意してもらいたいのは、食物繊維を摂り過ぎると逆効果だってことです。消化に良い食事をとって、安静にすることが大切です。ストレス解消を意識すれば便秘解消につながります。

ストレスは、腸内細菌にも深刻な影響を与えます。詳しくはこちらの記事を参考になさってください。

メモ1:手っ取り早く自律神経を整えるには体内時計を調節⇒良い睡眠を取る
メモ2:食物繊維を取りすぎない、消化の良い食事と安静が大事

消化器官から見た便秘要因

体の内のその中、消化器官にも原因が・・・

腸に負担のかかる食事が原因

腸に負担がかかる食事が増えている事が大きな原因のようです。自分の食生活を見てもピンとこなかったのですが・・・調べてみたら思い当たることばかり。

過食・食物繊維の不足など

日本では、多種多様で多国籍な食事をおなかいっぱい食べることが出来ますよね。日常の食事が欧米型の傾向が強くなると、腸への負担も大きくなると言われています。確かに、うちでもお肉中心で脂の多い食事内容、そして野菜は少なめです。

パンも美味しくて、ついついたくさん食べてしまいますが、お米もしっかりと取るべきなんだそうです。おコメは食物繊維も多く含みますので、1日のうちの1食を白米や雑穀米に代えるだけでも、腸の負担が軽減されます。また偏った食事や、水分をほとんど摂取しないなども便秘の一因となります。

この場合、どんな便秘になる?

食物繊維が足りていない場合、腸内での善玉菌減少、消化や吸収機能の低下、排便の阻害などが起こり、弛緩性便秘になります。便が出来ても、水分が足りずにカチカチだったり、または便の形そのものがきっちり作られなかったりするのです。

善玉菌の減少から始まる便秘の全てについては、こちらにまとめています。

弛緩性便秘の症状については後ほど説明をしますね。

メモ:食物繊維・水分不足は弛緩性便秘の元!

薬の服用が原因

便秘には「病気からくる便秘」と「薬の副作用からくる便秘」があります。薬には基本的に副作用があります。例えば風邪薬って、ちょっと具合悪いとか風邪ひきそうだなとか思えば簡単に服用しますけど、便秘を起こしやすい薬の一つです。

また病気療養中の方の場合の便秘も『病気が原因』『薬が原因』の2通りです。病気を治すための薬の中には消化器官の運動を抑制する副作用があり、便秘を引き起こしやすいものが多いからです。

薬の服用で減ってしまった善玉菌の回復法については、こちらにまとめています。

弛緩性便秘はどんな症状?

食物繊維不足・水分不足による腸内環境の悪化が原因の弛緩性便秘はこんな便秘です。

黒くコロコロした便

水分が失われる便秘のため、かたくてコロコロしたウンチになります。かたいので、苦労した割にはあまり出ず残便感があるのが特徴です。

おなかが張っている

これは腸内の悪玉菌が増えたことで、排便が減ったことが原因です。便が詰まり始めると有害なガスも発生し、お腹の張り具合は増す一方です。

弛緩性便秘を悪化させない・終止符を打つ方法については、こちらにまとめています。

放置はダメ!器質性便秘

体の内部に原因がある場合、器質性便秘も考えられます。こちらは放置すると命の危険もありますから、症状と原因を認識しておきましょう。

どのような症状なのか

便の変化としては、血や粘膜が混じった便が出ます。体の症状としては吐き気や嘔吐、腹痛・発熱などが挙げられます。

器質性便秘と関係がある6つの病気

大腸がん

自覚症状が出にくい病気ですが、これが原因で便秘になります。その他の症状としては、血便・残便感・下痢なども挙げられます。

子宮筋腫

かたいしこりが出来る婦人病が原因で便秘になることがあります。主に月経量が増えたり出欠が止まらなくなるといったことが、症状として挙げられます。

腹膜炎

これは細菌感染による病気です。器質性便秘の原因となるのは急性腹膜炎で、発熱・悪寒・嘔吐の症状が見られます。

腸閉塞

腸が塞がってしまう怖い病気です。食べ物やガスが腸から動かなくなり、溜まり続けてしまい体に不具合が出ます。

腸捻転

腸閉塞の一種ですが、腸がねじれてしまって腸管が詰まる病気です。こちらも急速に体に影響が出るので、早急に対応が必要です。

潰瘍性大腸炎

大腸の粘膜に潰瘍ができる病気です。初めに便がゆるくなり、血便や腹痛を起こし、下痢と便秘を繰り返します。

一部の器質性便秘防止のためには、日頃から腸内細菌を最適化する必要があります。こちらの記事を参考になさってください。

体の内部から解説する便秘の原因 まとめ

便秘の原因はさまざまですよね。ですが内部に原因があるということは何かしらの「病気」である可能性が多いことが分かりました。器質性便秘は怖いですよね~…

外部要因も改善しなくてはなりませんが、内部から考えられる便秘は、異常を感じたらお医者様に診てもらうことをオススメします。

色んな便秘の根本に腸内細菌がいるって日記は、こちらです。

そして、この外部の原因、内部の原因を調べて分かったことがヒ・ト・ツ!

特殊な器質性便秘は別にして、いずれの原因も深く内と外ででつながっているってことです。ストレスがあるから内臓にもトラブルが現れる…だから、両側から対処していかなくてはいけないのだと気がつきました。

今回は簡単に器質性便秘について触れましたが、もっとその詳しい症状と改善策はまたゆっくり調べてみようと思っています。

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