機能性便秘診断。症状と改善策は

便秘とは長~いお付き合い。これまでにも原因については色々と考えてみたことがありました。ですが、「便秘の種類」によって原因が違うなんて…思いもしませんでした。
どんな違いがあるのかと調べていったら、機能性便秘と器質性便秘の2つに分類されることがわかったのです。

簡単に言うと、「機能性便秘」とは食事やストレスなどの生活習慣が原因で起こるもので、「器質性便秘」は内臓疾患が引き起こす便秘のようです。

改善法を知るためには、まず原因を突き止めなくてはなりません。そこで、自分がどちらのタイプの便秘なのかを見極めるためにも、各タイプの便秘が起こるメカニズムやその改善策を調べてみました。

一足先に改善策を見たい方は、こっちから読むことをオススメします。

機能性便秘とは?

機能性便秘というのは、大腸の機能が低下して起こる便秘のことです。
一過性の便秘と習慣性の便秘の、2つのタイプがあるのですが、習慣性の便秘は更に3つのタイプに分けることができます。

一過性の便秘

例えば旅行に行ったら便秘になっちゃった・・初めて飛行機、いつもと違う時間の食事、こんな生活環境の変化で起こったりするものです。就職とか、出張なんかもそうですし、夜更かし、暴食なども原因になります。

でも原因が取り除かれると自然に治る一時的に起こる便秘です。

習慣性の便秘

弛緩性便秘

弛緩性便秘とは腸の動きが鈍く、便を押し出す力が弱くなってしまっている状態です。
押し出されずに腸に留まっている便はどんどんと水分が抜けて固くなっていくため、ますます外に排出することが難しくなります。
(私はこれに近いかな~。)

直腸性便秘

直腸性便秘の一番大きな特長は「便意をあまり感じない」ということです。

普通は便が直腸まで降りて来ると、直腸から大脳へ「便がきましたよ」というシグナルが送られます。でも直腸性便秘の場合、肛門まで便が来ていてもシグナルが送られないのです。

もちろん、直腸に便が長い間溜まっているので、どんどん水分が抜けて固くなります。固くなった便を排出するのはホントに大変なので、すべてを出し切れません。そして便がまた腸内に残り、その便が腸の中でまた固くなってしまう、という悪循環に陥るパターンも多いのです。

痙攣性便秘

上のふたつと違い、腸の動きが激し過ぎるのが痙攣性便秘です。ストレスや自律神経バランスの崩れによって引き起こされ、男性に多いタイプの便秘のようですね。

機能性便秘、タイプ別の症状

機能性便秘には3つのタイプがあることがわかりましたが、症状にも違いがあるのでしょうか? それと、どうやらウンチの形状にも違いがあるようです。健康なウンチを出したい方は、こちらをチェック。

弛緩性便秘

腸の中で水分が吸収されてしまうため、黒っぽくて固い、コロコロとした便になります。苦労をしても少ししか排便できず、スッキリ爽快!!とはなかなかいきません。その上腸内で溜まった便によって悪玉菌が増殖し、ガスを発生させるので、いつもおなかが張っているような状態に……。

サプライズなんてされた日は、ビックリしたこっちがプーって出しちゃって、逆にサプライズ、みたいになっちゃうってこと。(笑) 笑えないけどね。

更に腸のコンディションは肌のコンディションに直結しています。増殖した悪玉菌がリンパ液や血液によって体の中に広まり、肌荒れも起こりやすくなってしまいます。
(ぅ~、やっぱり、私の便秘はこれかな~。)

直腸性便秘

便秘になると便が固くなるのは当たり前のこと。それよりも更に固く、そして太くなるのが直腸性便秘だとか……。これは腸の殿部分で便がストップしてしまうことに関わっているそうです。

直腸性便秘は、ある程度の水分が抜けて本来は排出される、このときに停滞してしまうので、もともと少なかった水分が更に減ってしまうのです。

そして出ない!苦しい!と便秘薬に手を出すと、今度は一転して下痢になってしまいます。大腸には問題がないので、蠕動運動を促すタイプの薬ではおなかを下してしまうんです。副作用のない便秘対策は、こちらを参考にしてみてください。

痙攣性便秘

痙攣性便秘に多いのは、便秘と下痢が交互に起こることと言われています。痙攣性便秘とは活発になり過ぎた腸の活動が原因なので、便秘の後、まだ水分の吸収が充分でない便が下痢となって排便されてしまうのです。

また食事の後などにおなかが痛くなることも珍しくはありません。これはとにかく大腸が活発に動き過ぎているからなんですね。

機能性便秘の原因、そして改善策とは

コロコロウンチは弛緩性便秘、超絶固いのは直腸性便秘、便秘と下痢の繰り返しが痙攣性便秘。「どうして」がわかれば、改善策もわかるはず!そう思って早速調べてみたところ……

弛緩性便秘

弛緩性便秘の原因として一番大きいのは筋力の低下のようです。便を排出するためには腸の蠕動運動が不可欠。そして筋力が弱るとこの蠕動(ぜんどう)運動も不十分になってしまうからです。ですから弛緩性便秘は筋力が低下してきた高齢者や運動不足、ダイエット中の女性に多いと言われています。

そして私が行きついた改善策は……
とにかく筋力アップです!これに尽きると思いました。

筋力をつけることで蠕動運動がしっかりとできるようになり、改善が見込めるからです。少ない回数でも毎日腹筋するのがもちろん理想的です。でも時間が取れないこともあるので、立ち仕事中、散歩中、椅子に座っているとき……

どんな時にでも下腹に意識を向けて、力を入れておくだけでも効果は期待できるようです。それに、ぽっこりおなか改善にも効果ありそうで嬉しいですね。

直腸性便秘

直腸性便秘になりやすい人とは、便意があってもガマンしてしまう人、のようです。そりゃあ、毎回毎回便意を我慢していれば直腸の神経が刺激に慣れてしまい、脳もそれを受けて排便の命令を出さなくなってしまうのです。すると便意をまったく感じない状態になってしまいます。

さらに痔などの肛門の疾患があると、痛みがあるので排便回数はできるだけ減らしたいですよね…… そのために便意を我慢することもよくあるようで、その結果、直腸性便秘になることも珍しくないんだそうです。

直腸性便秘の改善策は、とにかく便意が起こるようにすること!
そして固くなった便をなんとか出してしまうこと!

まずは生活習慣を改善することが大事なんですね。そして毎日決まった時間にトイレに行くようにすると、また便意を感じられるようになってくるそうです。更に便秘対策として水分、そして水溶性食物繊維を多く含む食品をたっぷり摂ることが大切です。もっと大事だって気づいたことは、こっちに書いてます。

 痙攣性便秘

痙攣性便秘には自律神経の乱れが大きく関係しています。
交感神経と副交感神経を交互に切り替えることで、自律神経はバランスを取っています。腸の蠕動運動に関わっているのは自律神経なので、この切り替えがうまく働かなくなると便秘を引き起こしてしまうようです。

自律神経の乱れを引き起こすのはストレス、乱れた生活習慣、睡眠不足、ホルモンバランスの乱れなどが挙げられます。

痙攣性便秘の改善で大切なのは生活リズムの立て直しです。夜型の生活や睡眠不足など毎日違うリズムで生活していると自律神経が乱れてしまうので起床時間、就寝時間を毎日同じ時間にするように心がけて、たっぷり睡眠を取りましょう。

そしてもうひとつ大切なのはストレスの解消です…… そうは言っても、今の世の中ストレスを完全に解消することは難しいですよね。せめて「ストレスはできる限りため込まない」程度でも全然違うようです。ジョギングやウォーキングなどの軽い運動、趣味の時間を作るなど自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

機能性便秘診断。症状と改善策は まとめ

ひとくちに「便秘」と言っても原因はいくつもあって、各々の原因によって改善法も変わってくるということがわかりました。例えば直腸性便秘なのに、改善を目指して食物繊維をたくさん食べるなど、こんな間違った対処をしていたらずっと便秘解消はできません。まずは自分の便秘タイプを見極めることが大切ですね。

追記:見極めなくても解消する方法を見つけたので、書きました。こちらからどうぞ。

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