便秘でさらに吐き気もする方、注意してください

便秘が悪化すると、急な吐き気に襲われることがあります。吐き気は、体からのSOSともいえ、実はとても危険な状態です。

私は1度だけですが、便秘で吐き気に襲われ非常につらい思いをしました。そのときは、便秘から吐き気が起きているとは知らず「食べ合わせが悪かったのかなー?」くらいにしか思っていませんでした。1日休むだけで大事には至りませんでしたが、一歩間違えば、大変なことになっていた…そう思うと、ゾッとします。

ですから、便秘で尚且つ吐き気がするという方は、注意が必要なんです。緊急を要する場合もあるみたいで、便秘でさらに吐き気もするときの原因と対処法を調べましたので、共有したいと思います。

もし、家族や友人などが便秘で急に吐き気に襲われた時にも、重篤な病気を見過ごさずにすみますよ!

便秘で吐き気が起こる原因

便秘が続くと、当然ですが腸は便でパンッパンになっていきます。腸が詰まっている状態では、食べ物を取り入れようとしても、腸の方では「便でいっぱいで入りませんよー」と拒絶するのです。

便を排泄できればいいのですが、便秘の時の腸は排泄物を排便として押し出せないため、多く入り過ぎたものを口から出すしかなくなります。それが、便秘によって吐き気が起こる主な原因です。

ところで、便秘といっても1日出ないだけでつらい人もいれば、2〜3日はあまり影響の出ない人もいます。どのくらいの期間便秘だと、注意したほうがいいのでしょう。

気をつけたほうがいい便秘の期間

3日以上便が溜まったままだと、腸内で便が腐敗し、有毒ガスを発生させます。このガスが腸内をいっぱいにし、さらに腸を圧迫しはじめます。そしてこの有害なガスが血液に溶け込み、全身をめぐり、めまいや吐き気、頭痛、だるさなどの症状を発症させます。

これには個人差がありますので、あくまでも目安にしたい期間です。しかし、この期間に関係なく、便秘になっていてすこしでも吐き気や嘔吐を催すときは、注意してくださいね。

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便秘で吐き気、嘔吐のある時に考えられる病気

便秘があって、なおかつ吐き気に襲われるようなときは、現れる症状に注意してください。
便秘の状態や発熱などの症状で、考えられる病気が違います。また、症状によって対処法も変わってきます。それではさらに詳しく見てみましょう。

吐き気と非常に激しい腹痛、悪寒がする

便秘の上に、吐き気または嘔吐、もしくは嘔吐がたびたび起こる場合は、腸閉塞や腸捻転、腹膜炎、大腸がんなどの重大な病気が隠れている危険性があります。

大腸がんの場合は、血便や悪臭を伴う粘血便などで気づきやすいですが、とにかく異常を感じたらすぐに病院で診てもらわないといけません。

吐き気と激しい腹痛、便に血や粘液が付着している

後天性器質性便秘で多くみられるのは大腸ポリープ。大腸ポリープは気づきにくいですが、便をよく観察すると早期発見をすることができるそうです。

便の形がいびつだったり、血や粘液が付着していたりするときは、大腸ポリープの可能性があるんです。

下痢や便秘が繰り返し起こる

主な原因はストレスです。自律神経の乱れによって生じるのですね。下痢が数日続いたあとに、便秘が続くような場合は、腸が痙攣しているような状態です。

この便秘を痙攣性便秘といい、吐き気や嘔吐、ガスがお腹に溜まるといった症状が出るようです。

便秘と風邪を併発している

自律神経が乱れると、風邪をひきやすくなります。便秘も自律神経の乱れが原因のひとつ。(こうしてみると自律神経は厄介なヤツですよね。)

こんな時には、風邪によるウイルスによって吐き気が生じることがありますから、便秘解消よりも先ずは風邪を治すことが先決になりますね。

高熱が出ている場合は、インフルエンザの可能性もありますから、病院へ行くようにしてください。

月経前症候群

女性の場合、月経前症候群の症状のひとつとして、便秘と吐き気を併発することがあります。この場合は、月経がはじまるのを待つしか方法がありません。症状が酷い場合は、無理せずゆっくり休むことが大切です。

ストレスによる心因性便秘

環境の変化や、仕事などからストレスが溜まり、心因性の便秘になることがあります。吐き気もストレスによるものですから、ストレスが原因で吐き気と便秘を併発することがあります。

リラックスできるような時間をとったり、環境の変化に対応できるようしたりする対処が必要です。

便秘で吐き気もするときの対処法

便秘で吐き気がするといっても、原因や症状の度合いはいろいろあるものですね。無理をして我慢してしまうと、病気を悪化させてしまうかもしれません。そうならないためにも、便秘で吐き気もあるときの正しい対処法を見ておきましょう。

吐気がするときは我慢せずに吐いてしまう

便秘が原因で吐気がするときは、我慢せずに吐いてしまうことが先決です!吐き気は、体がこれ以上溜めきれないというサインですので、とにかく出してあげることが優先されます。

胃から腸はすべて繋がった一本の管です。そこでまず胃を空にしてあげると、管の一部が軽くなるので動きが良くなり、ひいては腸のぜん動運動も活発になっていき、便秘の解消にもつながるわけです。

溜まった便が出るまで食事は控える

また、便が出るまでは食事を控えるようにしましょう。食事を摂らないと便が作れなくなるので、便秘が悪化するのではないかと心配する方もいます。でも、それは間違った捉え方なんだそうです。

腸は、消化と排泄を同時にすることができません。お腹に食べものがある状態では消化活動しかできず、便を押し出す排泄活動をすることはできません。

まあ、吐き気のある時は、無理して食べたりしないようにし、便が出てから食事を摂るようにしましょう。

一刻も早く便秘の解消を!

すぐに便秘を改善できるものではありませんが、溜まった便を出さなければなりません。乳酸菌を多く含むヨーグルトや食物繊維、水分を摂るように心がけたり、ウォーキングなど軽い運動をしたり、ストレスを溜めないようにすることも大切です。

ちなみに私はヨーグルトが体質に合わなくてダメでした。。。

それでも便秘が改善できないときは、便が固くなって詰まっているのかもしれません。お医者さんに相談してみましょう。

すこしでも気になる場合は病院へ

もしかしたら便秘だけでなく、病気かもしれないと悩んでしまうとストレスを抱えることになります。ストレスは便秘の原因でしたよね。ためてはダメよ~ダメダメ。

気になるときは早めに受診しましょう。症状が酷くなってから病院に行き、緊急手術などになっては大変です。

妊婦の場合

私は人生で妊娠経験がないのですが、便秘仲間に相談されたことを紹介しますね。それは、妊娠中の吐き気が、便秘による吐き気なのか、つわりによる吐き気なのかを見分ける方法を教えてほしいということです。

一つずつ紐解いてみたいと思います。

妊婦が便秘になりやすい理由

妊娠中に活発に分泌される黄体ホルモンは、筋肉の収縮を抑える働きがあるのですが、本当であれば胎児を守るための子宮の収縮を抑えるホルモンなのですが、腸の筋肉の動きも抑えちゃって、排便できなくなるって流れがあるそうです。

他にも子宮が大きくなると腸を圧迫したり、マタニティブルーという言葉でもわかる気持ち的な不安定要素が重なったりして、便秘はよく起こるみたいですねー。

私も母親に聞いてみたら、もともと便秘体質で大変だったのが、もっと便秘がひどくなって、つわりも苦しいしで死ぬかと思った と言っていました。・・・母強し!

つわりと便秘による吐き気 見分ける方法

そんなつわりと便秘による吐き気ですが、残念ながら見分けることができません。そのため、妊娠中に吐き気を感じたら、つわり対策と便秘対策を同時に行っていく必要があります。

つわり対策

つわりであったら無理せずに休んで、食べられるものを食べられるときに食べること。できるならビタミン・ミネラルたっぷりの食事を。

便秘対策

そして、便秘を自覚しているのであれば、便秘対策をします。便秘対策として乳酸菌サプリメントを使うことをオススメします。薬ではありませんし、処方箋は必要ありませんので、ゆるやかな効果が期待できます。

私が試してみてよかったサプリメントは、こちらで紹介しています。
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見分けることは難しいですが、一緒に治していくという気持ちを持てば、どちらの吐き気も治まってくれるということですね。

便秘でさらに吐き気もする方 まとめ

吐き気は、食あたりや風邪ぐらいでしか催さないと思っていました。ですが、便秘が原因で気持ち悪くなることもあるとは、いまさらながら自分の経験を思い出して怖くなっています。
これまであまり気にしていなかったけど、便秘で起こる吐き気の原因を今回調べてみて、便秘は十分気をつけなくちゃいけませんね。

風邪は万病のもとなんていうけど、便秘も万病の元。快便で快適な毎日のために、便活にもっと気合い入れなくちゃー!

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>>便秘にバナナが効くのは本当か。1週間試してみた

便秘での病院。迷っている方のために診察の手順を教えます。

私の便秘もかれこれ20年になりました。今まで”便秘にいい”というものは、徹底的に試してきましたが、効果がイマイチ・・・。「さすがに治さなきゃ!」という焦りと、「もしかして悪い病気なんじゃないか」という不安から、思い切って病院に行ってみることにしました。

そこで今回は、便秘の病院の選び方や診察の流れ、注意点をお話しようと思います。

便秘は何科に行けばいいの?

「何をやっても便秘がイマイチ改善されない。病院に行こうかなぁ・・・」

と思っても、いざ行くとなると

「・・・ところで、便秘って何科に行けばいいんだろう」と、悩む人が多いはず。 (実は私もその1人でした)

そこで、まずは便秘を扱っている3つの科をご紹介しますね。

①消化器内科・胃腸科

便秘は消化器内科もしくは、胃腸科に行くのが一般的です。中でも、胃腸科は病院の数が多く、家の近くにある人も多いと思います。治療の方法はそれぞれの病院によって違うようです(先生も違うから当然かも・・・)。

基本的な流れは、

問診で便秘のタイプを判断⇒その方に合った薬が処方される

状態によっては、レントゲンや腹部の触診をしたり、浣腸でウンチを出させる場合もあります。このとき、ウンチに血が混ざった”血便”がでたときは、さらに詳しい検査をします。他の病気が潜んでいないかを調べるためですね。

ただ、内科の医師によっては、便秘を軽視する人もいるようで、詳しく調べないで薬だけ出すケースもあるんだとか…。う~ん、どこの病院に行くか迷うな~。

<消化器内科・胃腸科のメリット・デメリット>

  • メリット・・・近くにあるので気軽に行ける
  • デメリット・・たいして調べずに便秘薬だけ処方されることがある

②便秘外来

便秘外来とは、その名の通り『便秘専門の病院』です。こんな病院があることを知りませんでした。

“何年も便秘で悩んでいる”という慢性的な便秘や、“市販の便秘薬を飲んでもビクともしない”という方は、便秘外来に行くのも良いようですね。便秘外来は、問診や薬の処方の他に、血液検査や大腸内視鏡の検査をすることもあります。また、便秘の原因”食事や生活習慣”に関するアドバイスもあります。

≪便秘を根本的に治したい≫という方にはもってこいの場所でしょう。

また、「便秘で病院に行くのが恥ずかしい・・・」という人もいると思いますが、便秘外来なら「ここにいる人は、み~んな便秘で悩んでる人なんだ!」と思えるので、楽な気持で行けるかもしれません。

ただ、便秘外来は、ほとんどが大学病院などに入っているので、消化器内科や胃腸科と比べて、病院の数が圧倒的に少ないのが難点なんです。

<便秘外来のメリット・デメリット>

  • メリット・・・便秘の原因をしっかり調べてくれる。便秘改善のための生活指導・食事指導をしてくれる
  • デメリット・・大学病院などの大きい病院まで行かなければならない

③漢方外来

「薬をあまり使いたくない・・・」という方におすすめの漢方外来。

漢方外来では、漢方薬を使って便秘を改善していきます。ただ、漢方薬全部自然のもの、でも、効果がでるのに時間がかかります。そして、便秘の原因など消化器官の専門的な説明が受けられない場合があります。

<漢方外来のメリット・デメリット>

  • メリット・・・薬を使わなくてすむ
  • デメリット・・効果に時間がかかる。便秘の専門的な指導が受けられない

で、結局どこがいいのか?

便秘をあつかう3つの科をご紹介しました。
「なるほどねぇ」とか「ふむふむ」なんて思っていても、それぞれメリットとデメリットがあって、「結局どこに行けばいいんだろう・・・」と迷ってしまう人もいるのではないでしょうか?

私も、ここで悩んだ経験があるので、これはあくまで私の主観ですが、病院を選ぶ基準を作ってみました。参考までにどうぞ↓

  • とにかく早く治したい!何が何でも便秘を直したい方
    → 『便秘外来』
  • 遠くまで行くのは面倒くさい!とりあえず近くの病院で便秘を治したい方
    → 『消化器内科・胃腸科』
  • 薬に頼りたくない!効果に時間がかかってもいいから、自然なもので治したい方
    → 『漢方外来』

 

便秘を治しに病院へ行くときの注意点

実際、便秘で病院に行くとなると緊張しますよね。もう、ベンピじゃなくたって、病院へ行くのは嫌なのに、「どんな検査をされるんだろう・・・」「怖い病気じゃないといいなぁ」など、便秘検査で頭がいっぱい、私も行く直前はパニクっていました。

でも、忘れてはいけないことがいくつかあります。そこで、病院に行くときの注意点をいくつかまとめてみました。

予約を入れる

便秘で病院に行くときは、必ず予約を入れましょう。病院によっては予約がない場合もありますが、事前に確認することをおススメします。

保険証をもつ

ウッカリ保険証を忘れると受診できないことも。保険証をもったかどうか、行く前にチェックしましょう。

問診で聞かれる項目を把握しておく

どの科に行くとしても、必ずあるのが問診。
問診にスムーズに答えられないと、的確な判断をしてもらえず、便秘改善が遠のいてしまいます。事前に下記の内容を把握しておきましょう。

  • いつから便秘なのか?
  • 便が出る頻度
  • 便の状態(硬くてコロコロしている、柔らかいなど)
  • 血便はあるか
  • 便意はあるか
  • 食事制限が伴うダイエットをしているか
  • 食事の内容(食物繊維をとっているか)
  • 便秘薬を飲んでいるか(飲んでいる場合、商品名や服用期間も)

こんなことが、とっても大事なことなのです。

 

便秘外来に行ってみた!

いろいろ調べて、せっかく病院に行くなら便秘外来に行って見たい!と思い、思い切って行ってきました。ここからは私の体験をレポートしながら、便秘外来の診察をご紹介していきたいと思います。

問診

まず、問診です・・・。
診察室に入るなり、優しそうな女医さんの笑顔が見えてホット一息。やはり、内容が内容なので、女の先生の方が、ありがたいものですね。もしかして、おしりを見られるかもしれないし。

さて、問診はというと、便秘の日数や便の状態など、前の項目でご紹介したような内容を聞かれて、1つ1つ答えていく、という感じです。

触診

つづいて、触診。つまり、お腹を触るわけですね。
私なんかのシロウトが自分のお腹なんぞ触っても、何にもわかりません。ですが、プロは触るだけで、どのくらい便が溜まっているかがわかるようです。中には、便秘の種類までわかる先生もいるのだとか。プ、プロってスゴイ・・・!

血液検査

触診で特に異常がなかったようで、血液検査に進みました。血液検査は、全身の状態を調べるのが目的のようです。

私はココでひとまず終了。は~よかった。
だって、人によっては、腹部X選の検査で、ガスや便がどのくらい溜まっているかを調べることもあるようなんですョ。

食生活のアドバイスと薬の処方

最後に、食生活の指導と、薬が処方されました。
食事については、私も色々試してきていたので、正直知っていることも多かったのですが、根拠なども詳しく教えてくれたので、理解が深まりました!

薬は緩下剤の酸化マグネシウムと整腸剤のビオスリーが処方されました。

 

便秘外来の正直な感想は「いや~疲れたヮ~・・・」という感じ。ただでさえ不安や緊張で神経を使っているのに、大きな病院で勝手は分からない、迷子になりそうになるで、グッタリしてしまいました。

ただ、触診や血液検査をしてもらって、ひとまず”大きな病気じゃない”ということがわかったので一安心。病院で処方された薬は1週間前後で効くそうなので、まずは続けて飲んでみようと思います。

便秘が原因での死亡事件の全貌

便秘との付き合いも長い私ですが、『もしこの便秘を放置したらどうなるのか?』ふと気になったので調べてみたのです。

調べてみた結果・・・

なんと、便秘で死亡(!)する可能性があることが発覚したんです。そんな、便秘が原因で死に至るなんて・・・。ショッキング過ぎました。

そう思ってもっと調べていくと、実際に便秘で死亡した人の記事がインターネット上に残っておりました。

便秘に悩まされている私としては考えたくもない事ですが、悲しいことに便秘が原因で死亡した人は実際にいるのです。どのような事件だったのか、調べてみましたのでご紹介したいと思います。

なかなか衝撃的な内容なので、閲覧注意。かも。

21歳の女性が便秘で死亡

この女性は21歳の会社員。身長は158cmで体重47.6kgのごく標準体型の方ですね。とても若いですが、どのような経緯で便秘により死亡したのかと言うと・・・

事件の経緯

死亡する1年ほど前から便秘に悩まされていたようですが、あまり気には留めていなかったようです。時折、腹痛に襲われていることもあったそうですが、診察を受けることもなく市販の便秘薬で済ませていたとのこと。

死亡の2日前まではいつも通りの生活で、仕事もしていたそうです。

死亡の前日は仕事が休みだったようですが、腹痛のため自宅で療養をしていたそうです。

死亡当日は、腹痛のために寝たり起きたりして過ごしていたようですが、腹痛が原因でショック症状になりトイレで倒れ、学校から帰宅した弟により発見されたそうです。

便はどのような症状だったか

解剖の結果、腸内に約7kgもの便が詰まっており、女性のお腹は妊娠満期のように膨れていたそうです。死亡原因は、便の詰まりによる「腸閉塞」でした。

死亡時、目はひどく充血しており、肛門内には真っ黒で水分を全く含まない便が数十センチにわたり詰まっていたそうです。

コンクリートのように硬い便が直腸で詰まったことで、おならさえも全く出ていなかったそうです。妊娠満期のようなおなかの張りは、逃げ場がなくなったガスが原因だったようです。

これは・・・怖いですね。

死亡した日、便による腹痛と風邪の症状を訴えていたそうで、前日の昼食と夕食は取らずに当日も朝食は取っていなかったようです。ずっと排便をしていないためか、口や体からは便の臭いがしていたそうです。

死亡時、腹痛からか便を直接指で掻き出そうとした形跡も残っていたとのことなので、想像を絶する痛みだったと考えられます。

便秘症状を放っておくことの恐ろしさについて書いたページはこちらです。
便秘で体調を崩すのが危険な理由

便秘の原因は何だったのか

:便秘を起こした直接の原因

この女性は肉や乳製品が大好物だったということですから、偏った食生活が、まずは便秘の原因を起こしたわけですね。

:便秘が起こした死の原因

乳製品や肉類の摂り過ぎで、大腸が癒着するという状態が腸内でおこっていました。腸管がくっついてしまう「腸閉塞」を起こし、便の詰りによって最悪の事態になってしまったのですね。

親御さんは死亡の1週間前に一緒にお風呂に入った折、女性のお腹の膨張に気付かなかったそうですので、死亡前の数日間で妊婦のように膨らんだお腹が作られた、と推測されます。

私は、この女性の事件が他人事ではないような気がしました。私も、肉や乳製品が大好きでジャンクフードには目がありません。だからこの方の事例は、誰にでも起こりえるわけです。

それから、便秘薬に頼りすぎ、腹痛など自分の体の異変を軽視してしまった。

これらも死を招く要因になったのでしょう。深刻な症状には、今すぐ対処しないといけないですよね。

イギリスで起きた死亡事件

イギリスでも便秘で死亡した16歳の少女がいます。どのような事件だったのか、見てみましょう。

事件の経緯

16歳のエミリーさんは自閉症を患っており、トイレに行くことが怖かったようで、8週間ものあいだ、排便を我慢し続けたそうです。心配した両親は説得をしましたがエミリーさんは受け入れず拒否し続けました。

亡くなった当日、救急隊が2度自宅に駆けつけています。

1度目に駆けつけた時は意識がありましたが、本人が病院に行くことを拒否したそうです。2度目の通報は早朝の4時頃で、救急隊が駆けつけるとエミリーさんがトイレで倒れ動かなくなっていたそうです。すぐに病院へ搬送されましたが、そのまま帰らぬ人となりました。

便秘の原因

自閉症を持つエミリーさんは「トイレに行くのが怖い」という事に発端がありますが、

:便秘を起こした直接の原因

便秘を起こした大きな原因は「便意の我慢」です。

この事件を見ると、便意があればトイレに行くという事が、どれほど大切かがわかりますね。便秘薬を処方されていたのに、飲んだ形跡がなかったようで、適切な治療が施されなかった事も原因と言えますね。

:便秘が起こした死の原因

エミリーさんの死因は心臓発作です。そしてこの心臓発作を起こしたのは便秘なのです。

家族が救急の通報をしたとき、エミリーさんのおなかが異常に膨れ上がっていたそうです。検死官によると「大腸が便により膨らみ、それが原因で臓器の位置がずれて心臓を圧迫していた」とのことです。

本人の意思を尊重するとはいえ、家族ももう少しやり方があったのでは?と私は感じました。周りの助けも大事です。

そして、驚くことにロックの神様であるエルヴィスプレスリーさんも便秘が原因で死亡していました。エミリーさんと同じく心臓麻痺だったようですが、エルヴィスさんは、ストレスから暴飲暴食をし睡眠導入剤なども服用していたようです。ストレスもまた、便秘に悪影響だということが如実に分かりますよね。

便秘による死亡事件から考えられること

これらの事件を知ることで考えさせられたと同時に、便秘に対する思いも変わりました。

便秘は食生活に左右される

はじめに紹介をした21歳、女性の死亡原因は「お肉の食べ過ぎ」です。このことから、食生活の見直しは必須項目だということがわかりますね。もちろん、便秘に効果のある食品だけを食べるのではなく、バランスの取れた食事が大切になのだとわかります。

便には水分や柔らかさが必要

解剖の結果、コンクリートのような便が詰まっていた・・・。私も他人事ではありません。水分がなく柔らかさがなければ、いくら腸が蠕動運動をしようと頑張っても便は出てきません。油分を意識的に摂取する、乳酸菌をしっかり摂る必要があります。

乳酸菌の摂り方については、こちらで解説しました。
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コロコロウンチは切れ痔にもなりやすいですから、対策が必要だと感じました。

便意とオナラの我慢はダメ!

以前に別の記事の中で脳と腸の関係を紹介しましたが、脳が排便の指示を出さなくなる可能性もあります。エミリーさんの事案を見ても「便意の我慢」は非常に危険であると強く感じました。

直腸付近に便が来た時に、排便の我慢をすると水分がなくなりやすくなり、さらに便秘を悪化させてしまいます。

【便意が来たら、なるべく早くトイレの便座に座る】これがとっても大切なんですね。

ついでに調べたところ、オナラを我慢をすることは、腸の運動を低下させ便秘を悪化させます。さらにガンの危険性も高まるようなので、オナラも我慢は禁物ですね。しかもオナラのニオイは、口や皮膚から出るそうなので、我慢するメリットはありませんでした。

不安があるなら医師の診察を受ける

私も便秘なのでわかりますが、便秘で病院には行きたくありません。

恥ずかしいという気持ちもありますが、同時に、「自分で何とかできるだろう」という考えが心のどこかであるからです。自分で自分のケツをふくんだ!・・・という気持ちが、安易な便秘薬に手を伸ばしたり、自分の体の異変に気づくことを遅らせるのだと思いました。

そして、診察を受けたなら、医師の指示にしっかりと従うことも大切ですね。

まとめ

おなかが妊娠満期のように・・・?

想像もしたくありませんが、確かに少しの便秘でポッコリお腹になりますよね。このまま便が出ない状態が続くと、他の臓器にまで影響を及ぼすわけです。

便秘を放置することは、死にもつながる。もちろん滅多にあることではないですが、便秘の放置は体に悪影響しか与えないというのは、確かな事実です。普段の生活習慣がどれほど大切であるか、思い知らされますね。

便秘解消にオススメしたい生活習慣は、こちらで特集しています。
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